1月26日から28日までの3日間、42区間407・3キロのコースで行われた第70回郡市対抗県下一周駅伝大会は無事終了いたしました。沿道でご声援くださいました多くの県民の皆さま、交通整理などに当たっていただきました長崎県警察、各市町交通指導員や陸上自衛隊ほか関係機関の方々に厚くお礼申し上げます。
< 長崎新聞社、長崎陸上競技協会 >

北松・松浦

思い結集したチーム

チーム横顔

 “最後”の大会に懸ける思いが集まって、躍進を狙える好チームを編成できた。大塚総監督は「全員が満足のいく走りをしてほしい。それがチームの成績につながれば」と願いを込める。
 主力は松浦高OBの大学生。内野、平川、吉浦悠ら関東勢、地元で成長を続ける冨野がチームに勢いをつける。ふるさと選手の白石大も注目のランナー。兄の白石海と兄弟でメンバー入りした。兄は能登半島地震の支援活動で欠場となった陸自隊員の幼なじみの代役で、その思いも胸にたすきをつなぐ。
 59歳の土肥は一般区間で出場を予定している。諫早チームなどで活躍してきた大ベテランは、旧北松浦郡大島村出身。最後に古里への貢献を誓う。壮年の太田黒、廣永も本番を心待ちにしている。
 高校生は昨年末の全国高校駅伝でアンカーを務めた坂井をはじめ、男女7人がエントリー。坂井、浜野は学校行事の関係で第2日からの合流となるが、それぞれ積極的な走りでチームに貢献したい。
 最終日は吉浦悠、吉浦広、吉浦歩、吉浦奈の兄妹4人が出走予定。兄弟、姉妹リレーで大会を盛り上げる。全員が初出場の小学生も好タイムを狙っている。

選手インタビュー  <冨野大地> これまで応援する側だったので、初の出走が楽しみ。本番に向けてペース走を重ね、調子も上がってきた。少しでもタイムを縮め、地元を盛り上げたい。他チームにも部活の仲間が10人近くエントリー。負けられないという気持ちを走りに乗せる。

大会出場メンバー